門の娘アイラ
第一章 隊商の護衛
護衛の依頼
幽霊の噂
出立の日
深夜の追跡
歌が添う道
昔話と物思い
模擬戦と実戦
切り通しでの会談
アイラの休日
香りと記憶
彼の事情
夢の通い路
不穏な知らせ
峠に至る道
ヤスノ峠を越えて
護衛終了
異端審問(前編)
異端審問(後編)
第二章 北部の村
双子の子ら
目覚め
最初の決心
変化の種
招かれざる客
村の市
牧師の来訪
希望と思案
アビゲイル伯母
個々の胸中
アイラと牧師
転換点
ランズ・ハンの亡霊
”門”の意味は
マドとの対立
ミウの後悔
タキの回想
別れの日
兄の仇
第三章 ランズ・ハン
クレインの宿
帰宅
タキとアイラ
宵時の稽古
巡り会い
旅の道連れ
衝突
過去からの刃
聖印の記憶
力ノ試
“門”の儀式
葬送の前に
別れの夜
交わらぬ思い
夜の教会
関係の変化
司教邸にて
二人の決意
第四章 サウル族の少女
再びウーロで
予想外の再会
サウル族の少女
クラウスからの依頼
“門”の代償
二つの計画
寝物語
森の中の死闘
離反者との邂逅
白き川の岸にて
アイラの約束
サウル族の問題
破れた平穏
森の端で
夢と死
少女の決意
信用と信頼
掟破りの是非
ネズの決意
傷付く者は
待ち伏せ
カチェンカ・ヴィラ(前編)
カチェンカ・ヴィラ(中編)
カチェンカ・ヴィラ(後編)
早朝の会談
新たな道
第五章 二人の娘
嵐の日
祝福をあなたに
視線の思惑
動き出す意思
赤い報せ
歌と情報
喪失
回廊での問答
猟師二人
選ぶべき姿
「お帰り」
信じる心、疑う心
傍にいる理由
新たな情報
証明書
悪夢
思いやるゆえに
廃屋での攻防(前編)
廃屋での攻防(後編)
去る者、来たる者
第六章 真実と嘘
マンユエでの捜索
リントウに着いて
不可解な襲撃
ジエンの邸
二人目の来客
模擬戦
依頼と条件
陰の石碑
十三年前
一時の休日
入相の丘
憎むもの
かける問い、返す答え
一難去って
"門"と野犬
第七章 信仰の是非
二つの刻印
芳香
それぞれの夜
消えた証
祈り人、一人
冷えた心
家か、恩か
炎の中で
神の裁き
神の信
呼ばれた意味
二人が背負うもの
誘いと答え
二つの別れ
第八章 守るべきもの
帰宅と再会
血染めの聖印
拠り所
求めるもの
頼るものはなく
アイラの心
もう一人の家族
焼けた小鳥
腕と物と
謝罪と償い
来客一人
武器と対価
一通一葉
夜の回想
二つの報せ
守るべきもの
人を動かすもの
東から北へ
アルハリクの門
冬の陽だまり
冬鳥の渡る日