H.Kの調査資料 ②

①D――山供犠

・D――山で行われていた儀式

・御印があった年(期間はまちまちだがおよそ12年ごと)に、当番にあたる家の子供を1人山奥の堂にこもらせ、一夜を過ごさせる

 ・4~7歳までの子供が選ばれる

 ・複数いる場合は最も年少の子供が選ばれる

 ・当番の家に子供がいない場合は、次の番の家の子供で供犠を行う

 

・供儀に参加した子供を「憑子」と呼ぶ

 憑子がいる場合、憑子をこもらせる

 ・「憑子」 = 「神隠しに遭って戻ってきた子供」ではないのか?

 

・未確定情報:この供犠はもとはD――山に住んでいた山の民の風習である

 

 

②2011/10/2 ZZ新聞地方面

『D――山の神堂倒壊 男児重体』
9月30日深夜、――市のD――山にある神堂が突如倒壊、中にいたと見られる男児(7)が意識不明の重体で病院に搬送された。 神堂はD――山の禁足地に建てられており、倒壊は老朽化によるものと思われる。

 

③供儀の三家

 ・福来家

 ・佐伯家

 ・東山家(既に断絶のため省略)